118.Penny lane-9-9(聖)×KoToDaMa
僕の耳に、目に、「ペニーレイン」
全員の写真を飾る床屋さん、
ずぶ濡れの銀行屋さん、
砂時計を持った消防士、
はるか上空、青い空
僕は束の間に、あのざわめきの光の中へ。
ああ、不思議だ。
みんなの日常は、その中に。
<【聖】×古代文字>
【聖】 [音]セイ・ショウ(シャウ) [訓]ひじり
[会意]旧字は、耳+口+壬(てい)。卜文に、■(人の挺立する形)の上に耳をそえた形に作り、聞の初文。神の声を聞きうる人をいう。口(■(さい))は祝■を収める器の形で、その神の声を聞きうる人を聖という。〔左伝、襄十■年〕に、当時神瞽といわれた師曠が、晋と楚とが戦うにあたって、その勝敗を卜し、風声を聞いて「南風競はず、死聲多し」と、楚の敗北を予言した話がある。そのようなものが聖者であった。周初の金文〔班■(はんき)〕に「■王王■(わうじ)の■孫」という語がみえ、また金文に「■なる■考」や「■武」「哲■」など、先人に聖を付していうことが多い。〔詩、小雅、正月〕に「■(み)な予(われ)をば■なりと曰ふも 誰(たれ)か烏の雌雄を知らんや」の句がある。〔論語、述而〕に、孔子は「■と仁との■(ごと)きは、則ち吾(われ)豈に敢てせんや」と述べており、聖は人間最高の理想態とされた。 →■・聴・聞[訓義]1.ひじり、聖人、知徳の最もすぐれた人。2.さとい、一芸に達した人。3.天子。天子に関して敬語としてそえる。4.清酒。濁酒を賢という。