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122.Getting better-4(良)×KoToDaMa

すこしづつ

どんどん、よくなってきてる

<【良】×古代文字>

【良】 [音]リョウ(リャウ) [訓]よい・すぐれる・まこと・やや [象形]

白川説は、長い(ふくろ)の上下に流し口をつけて、穀物などを入れ、それをよりわけ、糧をはかることをいう。〔説文〕五下に「善なり。■(ふく)の省に從ひ、■(ばう)聲」とするが、その録する小篆及び古文の形は、著しくその初形を失ったもので、説解もまた誤る。高鴻縉の〔中国字例〕に、卜文の字形によって、風箱留実、風を送って穀をよりわけるものとしており、おそらくその良をえらび、量を定めて、糧(粮)とするものであろう。〔釈名、釈言語〕に「良は量なり。力を量りて動き、敢て限を超えざるなり」とするのは音義説にすぎないが、量も■の上に流し口を設けて量る意であるから、良・量はその器の形においても近く、声義も近い。〔周礼、考工記〕に〔栗氏〕の職があり、嘉量を掌る。栗は〔■司農注〕にまた■(歴)に作り、■は釜鬲(ふれき)の鬲であるという。鬲もまた量器に用いることがある。良は穀をえらび、量を定めるものであるから、また良善の意となり、すべて状態の良善なるものをいう。金文に「良馬乘」「良金」「良臣」などの語があり、〔詩、■風、黄鳥〕は■の■公に従死する人を悼む詩で、各章に「彼の■なる■は天 我が良人を殲(つく)す」の句がある。 [訓義] 1.よい、すぐれる、うつくしい。 2.まこと、すなお、やすらか、おだやか。 3.はかる、ほどこす。 4.うまれつきのもの、すぐれたもの。 5.夫、賢人。 6.はなはだ、まことに、よく。 7.やや、少しく。

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