023 官 甲骨365
平成31年1月23日(水曜日)20190123太陰太陽暦1218庚申57
原姿力発想023お宮13官
私たちは生きて動いている。地球上には無数の生命体が存在するが、人間はあくまでもそのうちの一種にすぎない。その私たち人間が生きて動くには何が必要か?熱量、カロリー、これらを燃焼させ細胞内に微妙な温度差を生じさせることで細胞を動かしている。それゆえカロリーの補給が止まれば、細胞の集合体である心臓も停止し身体は動かなくなってしまう。~生命と儀礼「神と肉」原田信夫~
かつて肉を食べない民族といわれていた日本人も、実は動物供養などを行ってきた。国家の建前に惑わされない歴史認識は重要である。
古代の肉は「多い」「祭り」という文字にもみえる「タ」の象形だが、それを二つに分けた𠂤(たい)という文字が、官(館)の宀の中の肉である。
宀(お宮)の中に祭りの肉。
甲骨文には祭祀として、地名としての用例が刻まれている。
また師匠の「師」の初文として、三師という軍の編成を王が作る甲骨文が存在する。
王が作る三師(軍隊)は、三つで編成されており、左、中、右の文字も刻まれ、左右の文字の違いも理解することができる貴重な資料だ。※ちなみに4期甲骨なので、商王朝の後期にあたる。
<追加資料>
𠂤に関係する文字は多く、遣唐使、遣隋使の遣いの文字「遣」、
𠂤(たい)に両手を添えている文字である。遠くへ移動するために携帯するエネルギーであることがわかる。現代まで繋がる官の世界。その𠂤は、二つに分けることが可能で、分けることを(卯(ころ)す)ともいう。
ひとつは八百万の神さまへ奉納し、もう片方を自分自身のエネルギーとする。もしくは二つに分けてシェアする意味も読み取れる。
さてさて現代の𠂤(たい)は正しく国民に分かたれているのか。不平等や、不適切はないだろうか。
現代の官は何をしとるのか。リアルタイムの今日の記事↓
官、不適切
勤労統計不正、鈴木次官ら22人を処分 2019/1/23 18:23
根本匠厚労相は2019年1月22日、「毎月勤労統計」の不適切調査を巡る問題で、鈴木俊彦事務次官ら22人に対して処分(元職員らの処分相当を含む)を発表した。 鈴木次官は訓告処分。根本厚労相は自身の給与・賞与4か月分を返納する。特別監察委員会は同日に報告書を提出し、統計法違反に当たる手法があったと認定した。
原姿力発想023お宮13官 了。
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