082和の香り。和為貴
平成31年3月23日(土曜日)20190323太陰太陽暦02010117己未56
原姿力発想082草木23 和、香る
平成の次の元号はなんだろう〜?
和の文字も、倭国の元号として古くから大事にされてきた漢字。そのコトダマの原始の姿も大切にしたい。
現代でも、大切な文字のひとつであろう「和」
現代の文字が、甲骨に刻まれていること自体がうれしい。イネ=禾、実り豊かな豊作と、1年の感謝は古代から変わらない。しかし!
イネ=禾、では無い部分に諸説あり。
口であるサイは後起の文字。
原初の姿は、ヤクかリンか?!
甲骨文の文意を読み解くと、上甲や、唐へのご先祖さまへの丁寧な祭祀であることがわかる。そう、ここは、ヤクかリンかは、断定せずに、祭りにおいての重要なコトダマと理解する。
そう、イネ=禾と共に斎行する。和のまつり。
用例は今のところ一例のみ。貴重な甲骨文だ。
要素としては「香り」も似ている、、、この文字は禾と曰で成り立つが、甲骨にも刻まれている。芳しく香り高き未來への翌のまつり。自然の神さまへ、見えない香りまでも届きますように。。。ちなみに黍。
10年前に、和為尊を、和為貴と解して、
「和(やわら)ぐ」をもって貴(たっと)しと為す。という書掛け軸作品を創った。聖徳太子の時代の名句。今も変わらず和の魅力を放つ。あの頃は、合気道の稽古にも、夢中になって、柔らかさと強さを探究していたんだ。和=和らぐとは、しなやかな強さである。
和という文字にありがとう。
和が香る。
心から素晴らしい言霊だとおもう。
原姿力発想082草木23 和、香る 了。
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