詩集『詠み人知らず』のうた。
甲骨文は未来人への手紙のようだ。
我が国にはたくさんの詠み人知らずのうたがある。万葉集4516首にも劣らず、甲骨(八万余片)にも、その旬の季節ごとに、さまざまな想いが刻み込められている。
三千年以上前の『詠み人知らず』のうた。その感覚をいま、これからぼくらはどれだけ受けとることができるだろうか。0521甲子
邑守 水分 (むらかみ すいぶん)
B5判 全50ページ オールカラー 2020年6月
厳選された80文字の実際の甲骨文。
その手書きトレースと、独自翻訳を詩的に詠んだ甲骨文集。
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