辰考03 辰の發想。創造の石(自然素材)を活かせ。
辰の正体と、その発想。それは石(自然素材)からの創造。 ♦石と青銅器 十二支対角考察「辰」と「戌」…十二支の發想. 2024年02月09日 癸卯の日。 日本最古の石器が使われたのが確認できる群馬県岩宿遺跡は、約35,000年前(岩宿I石器文化)とも言われている。その年月は3...
雪の神。空へ大地へ。
2024年01月30日 癸巳の日 雪の神。 雨が雪に変わる。 その空から降る白いものをみて 鳥たちの「羽が舞っている」と、 そんな風におもった。 「神の種P010 」雪の神 恐竜を子孫にもつ空を天翔る鳥たちの物語。 羽(習)と翼(翌)は重要甲骨造形である。...
辰考02 龍(竜)の甲骨文字。禍を書する勿れ。
2024年01月20日 癸未の日。 甲骨文字の「竜」はひとつたりとも「暦(十二支)」としては刻まれていない。 竜(常ーJIS第1水準ー準2級)…[音]リュウ[訓]たつ 「神の種」P103 自然神 竜の神 さらに竜の原初変形の「臝(ラ)」は、...
辰考01 辰≠竜 「辰年は竜ではない!」
暦を大切にして、 われわれ人類は 永い時を育んできたのに。 文字への畏怖の念が根源にあったのに。 その發想の根っこ殺(そ)いで 「辰」を「竜」と漢字で書くなどは文字への冒涜ではないか。 本来の芸術家が持っていたであろう「畏怖の念」をも捨て去り、暦(十干十二支)を蔑んでいる。...
太陽神と元旦を。最古の「日の出」祭祀文。
2024年01月01日 元旦 甲ねの日 最古の日の出 祭祀 神の種 収録。 明けまして、おはようSUN。 毎日以上に年の初めは、特別にもうつるだろう。 あのいつもの「日」(太陽の神)へあいさつをする。 甲骨文には「入日」「出日」「出入日」と刻まれ、「日(太陽神)」は祭祀対象...
最期の日。癸卯年→甲辰年へ。
2023年12月31日 癸亥の日 最後の日。癸亥に日→甲ね年の日。大循環の分岐点。甲骨Calendarの見方。 十干十二支(じっかんじゅうにし)は10(十干) と12(十二支)の60日(甲骨文)で一巡する。 十干(じっかん)の最期の10番目は、暦では甲~10日目の癸(みずの...
卯考02 帰還せよ。婦好のもとへ。
2023年12月21日 癸丑の日。 君死にたもう勿れ。歸る場所。そして歸る(かえる)ということとは何か。 「帰」をテーマにしたうたも多い。蛙と「かえる」と掛けてシャレで御守りを奉製してしまう御宮もあったり、なかったり。。。漢字の音読みはキ。訓読みでは、かえる、おくる、とつぐ...
これが一番偉大な本だ。ByJohnLennon
2023年12月11日 癸卯の日 これが一番偉大な本だ。「十二支の發想」の裏テーマ・オマージュとしてのgrapefruitjuice 「この本を燃やしなさい、読み終えたら」 中学3年の時に衝撃を受けた。オノヨーコの本。 と、同時にイマジンのFコードを必死で押さえてジャカジャ...
卯01 分けあう卯。克きお下がり。
卯の造形を刻み始めたその原初の発想。そして「克」という文字も生まれた。おそらく過去3400年にあるどの辞書にも文献にも書いてはないだろう。甲骨文字をトレースしたら、そこに祈りがあった。これほど文字というものが深いものなのか。この感動を分け合えたらいいのにな。...
申考2 亡くしたもの。失ったもの。[倒木祭祀]
亡くしてしまった。失ってしまった文字を、亡失文字(ぼうしつもじ)という。 2023年11月21日 癸未の日。 亡失文字とは、今の漢字には存在しない文字。よって現代漢字の知識があっても、その知識をあてはめても正確な意味はつかめない文字でもある。現代漢字に継承されなかった文字で...