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午考3無くなりゃ大変!日本人崩壊文字。
午年の「午」の文字を考察するなかで、 この「午」要素を含む重要な文字がある。 もしも、この文字がなかったら、、、 我々の暮らしは大きく変わってしまうだろう。 日本人の伝統文化・埶朮のみならず、民族としてのアイデンティティーは崩壊する可能性もある。...
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午考2 縄文から連綿と紡ぐ絲の世界。
午年は「うまどし」と読むのが通例だが、動物の「馬」ではない。 ※いきもの十二支が普及した理由については過去ブログを参照→巳は子 造形発想の原義は、絞った「絲(いと)」の象形である。 その糸から生み出されたものは多く、糸のつく漢字の持つ意味は深い。...
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午考1 丙午2026年。出生率増加へ。
西暦2026年は60年に一度の「丙午(ひのえうま)」の年となる。 タイトルの「出生率増加」は もし「増加」したら凄いぞ~という個人的な願いを込めて書いたもので、わたしのブログは時事ニュースではないし、だからフェイクニュースにもならないし。ただ、このブログは甲骨文字を中心に解...
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巳(子)考4 五穀豊穣の『季』の神。
季節の「季」は、現代でもなじみ深い漢字であるが、3400年前の甲骨文でも頻繁に登場する。それは人々に、五穀豊穣をもたらし、時にたたりをもひき起こす祭祀対象としての神「季」である。 子造形にまつわる文字のなかでも、極めて重要な意味をもつ。...
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辰考5 農具創造・地震発生。最古の記録。
大地とともに、地面を踏みしめて生きてきた。二足歩行はその両手に自由を与え、何百万年もの試行錯誤の末に、人類はその自然物である石をついに自分たちの味方にした。しかし大きな地面は今も尚、予測不能である。大地も生きている。その「石」を創造物の原石として畏怖の念を抱き格闘してきたの...
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辰考4 苔生す巌に耳を澄まして。
2024年3月5日。 その石、吉祥なり。 甲骨文の石に纏わる文字を含む4文字の吉祥語:水分ART2011 前述ブログ→石 石の聲をきく。 左上の石造形(厂=かん)の上部の艸が生えている。それは苔生す巌を表現したもの。 その下に耳をあてて、右側には攵(撥で打つ動作表現)がある...
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卯考6 宗教の本質。
あらゆる宗教の根本には、似ている点がいくつかある。 そのひとつに、「卯」と「酉」の發想がある。 昨年のブログで紹介したとおり、 「卯」とは半分に分け合ったよき「神饌」であった。 その半分に祈り(口さい)が加わる。 神前で祝詞を奏上し、神々にかなった特別な神饌である。...
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卯考05 謎の改卯鳥星。柳。
甲骨文には、現代の言葉にはない特殊な単語(連語)が存在する。 現代人である我々の使っている漢字で構成された現代用語は、のちの時代ごとに、そのつど、 あたらしく後から作られた後起の文字であり、最初に文字を創造した原初の発想はない。...
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卯考04。見えないものを見えるように。
パウルクレーは『芸術とは、見えるものを再現するのではなく、見えないものを見えるようにするものだ』という言葉を残した。抽象的なカタチ『卯』は芸術的な造形だ。ここでも見えないものを見ようとする想像力が必要となる。 これまで見てきた流れの十二支の二番目の「丑(チュウ)」、三番目の...
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西暦2035年は乙卯。 なにを分け合うか。
2023年は卯年であった。 2024年3月4日は卯の日である。 そして2035年にまた卯の年が繰り返される。 12造形:対角Circle考察においては、「卯」と「酉」はヨコのつながりで呼応する。 卯は分け合うこと。酉は御神酒での直会。ともに生活の「饗食」と祭祀の「饗食」を表...