012六 甲骨365
自然の驚異は、現代と同様、人知を超えた力をもっていた。
自然を端的に制するのではなく、われわれは共存する未来を選んだ。お宮の建設者、祖先に敬意をはらう~それは六柱の祖先神として刻まれていた。⦿六元示記載甲骨 合14829
011 宮 甲骨365
お宮に関する文字。建築デザインは3400年以上も前から重要視されていた。亀の甲羅や牛の肩甲骨に刻まれた甲骨文字の水分の手書きトレース(写し)、原姿力発想法!なにやら騒がしい世界で、静かに宀の内側で。内側から深く動かしていかなければ、成就できないこともある。みえないものは見ようとし
010 区 甲骨文字365
原姿力発想 区(區)
「壁は強大な武器になる。人の心をぶち抜くヤバイ武器だ(BY.バンクシー) 」
009 井 甲骨文字365
女性の妊娠や、子どもの有無を占う甲骨は多い。少子化問題、男系天皇の問題など、現在にも通じる後継者問題、3600年前の国も同じ悩みを抱えている。重要な未来への占いだ。
<合181>婦井、妊娠するに嘉であるか。
008 亞(亜) 甲骨文字365
実際の世界遺産「安陽」で見てきた王の墓も亞であった。殷墟安陽以前の遺跡には見られない。その穴を上部から、デザイン的に見れば四隅を切り落とした形、その意匠は、人が納まるキリストの十字架にも見える。
007良 甲骨文字365
良寛さんは、33歳の時、円通寺で12年修行ののち、印可の偈(いんかのげ)を師匠からいただいた。「良(りょう)はまた愚(ぐ)の如く道うたた寛(ひろ)し騰騰として運に任す、、、
006嗇 甲骨文字365
詳細が明らかでないもの。
いまだ解明されていない意味の文字列がいくつか存在している。
何を意味しているのか。。。
まっさらな視野で、古代人の刻み込んだデザインに、
自由に想像をめぐらすのも楽しい。
005鄙 甲骨文字365
世界中の民族が文字というデザインを計画した時から始まった。文明文化は、その図に、その意味に、言霊が刻印されたを物語る。
004雝 甲骨文字365
うたには風景がある。鳥の囀りや、木々の木魂も、耳済ませば歌のように響く。象徴としての「隹」は、この四角い丁の上で鳴き、何をうったう(歌う)のであろうか。
実物をトレースして古代を感じる。
003丁 甲骨文字365
十干(じっかん)[甲乙丙丁戌己庚辛壬癸]は大切なものである。丁の初期造形「□(四角)」の造形デザインは何を意味するのか。甲骨文には、十干以外にもいくつかの用例が刻まれている。